
僕は小学生のころ、読売ジュニアユース(現東京ヴェルディ)に所属していたのですが、練習の一環として、ミニサッカーの大会に出場したことがありました。今振り返ると、そのときですね、はじめてフットサルの試合に出たのは……。当時はまだ「フットサル」とは言っていなかったと思いますが、僕は子供のときも、狭いところでボールを扱うのが好きでしたね。
大学生になってからですね。現在Fリーグで活躍している甲斐選手(ペスカドーラ町田)や市原選手(バルドラール浦安)らと知り合い、先輩たちの真剣な姿を目の当たりにしているうちに、彼らにひっぱられるように僕も真剣に向き合うようになった気がします。また、2001年には日本代表に召集していただき、当時の監督である木村和司さんや元Jリーガーだったコーチの方々と触れていくうちに、「高い意識を持ったプロフェッショナルになりたい」と感じたんです。そして大学4年時には、「ワールドカップを目指そう。そして、プロ選手になろう」と……。
……海外に行く不安はありませんでしたか?苦労や不安はありませんでした。フットサルが発展していくために何かひとつでも切り拓いていければ、と思っていたので、「やってやる!」という気持ちのほうが強かったですね。
海外でプレーをするときは、「いかに生活環境に順応できるか」が大切だと感じています。当初は、「言葉がわからなくたって、ゴールを奪うことが言葉の代わり」と考えていましたが、実際にコミュニケーションがとれたほうが、プレーがしやすくなるんです。日本人として身に付けてきた生活習慣と、スペインの生活習慣の両方をバランスよく取り入れることができるようになって、プレーの質は向上してきたと実感しています。
……日本とスペインを行き来していると、コンディションづくりも大変なのでは?むしろ、スペインにいるときは「シーズンイン」で、日本に戻っているときは「シーズンオフ」とはっきりしているので、メリハリがついていますね。
冷蔵庫にはいつも欠かさず「トリプルカーボ」を冷やしています。開幕前には「ニュートリエントタイミング」を朝、昼、晩と摂取していますし、シーズン中は「リカバリーサポート」や「ウイダーinゼリープロテインイン」を積極的に摂るように心掛けています。
スペインの1部リーグは練習の強度も厳しいのですが、しっかり毎日摂取していたおかげで疲れにくくなりましたね。それはすごく感じています。
……木暮選手は、「30歳くらいが自分のピーク」と考えているそうですね。フットサルで一番重要なことは「経験」を生かすことだと思っています。若いときであれば、がむしゃらにプレーする勢いも必要ですが、体の使い方にしても判断力にしても、やっぱり経験を積んで、メリハリをつけることが必要なんですね。年齢を重ねるごとに、メンタル的にも肉体的にも自分の状態を自分で見極められるようになってきましたし、今まで吸収してきたものを発揮しながら、30歳くらいにピークを迎えることができれば、と考えています。
全国的なリーグができたことで、フットサルをやったことのある人もそうでない人も、興味を持つようになるといいですね。子供たちに「サッカーだけでなく、フットサルもある」という選択肢を与えることができれば、夢が広がっていくのではないでしょうか。それに、市原選手や甲斐選手など、以前から頑張ってきた選手がコートに立っている姿を見ると、自分のことのように嬉しいですね。
今までできなかったことができるようになったら嬉しいし、試合に勝てば嬉しいし、点を取れれば嬉しいし、なかなか上手にならなかったり試合に負けてしまったりしても、そういう悔しい気持ちも含めて、フットサルの楽しさがあると僕は思います。年齢や性別を問わず、誰でも気軽にプレーできるのがフットサルの魅力です。フットサルがみなさんの生活の一部になってほしいですね。
