食生活の基本は1日3食ですが、「プロテイン」にも摂取すべき最適なタイミングがあります。
ここではプロテインを摂取する3つの最適なタイミングをご説明します。
健康的な食生活と適度なトレーニング、そしてプロテインを飲むタイミングを意識すれば、
カラダづくりがとっても効果的になりますよ。
プロテインを飲む最適なタイミングの1つ目は運動後です。
運動後の摂取については、「運動後45分がプロテイン摂取のゴールデンタイムページ」でも解説していますが、運動後は激しく活動した筋肉が栄養補給と回復を行うため、体へ栄養を補給できる絶好のチャンス。特に運動後45分間以内は、筋肉へ送られるアミノ酸が3倍にまでアップします。ぜひこのタイミングにプロテインを摂取しましょう。
特に筋肉を酷使するトレーニングをした後は、筋肉が大きく収縮することでどんどん分解が進んでいきます。このとき、体が欲する栄養素が足りていないと筋肉が減ってしまうこともあるのです。
逆に、運動直後にプロテインをしっかり摂取しておけば筋力アップにつながります。運動後45分以内のタイミングがいかに重要かわかりますね。
運動後に摂取するプロテインは、吸収スピードの早い「ホエイプロテイン」と「糖質」を同時に摂取する事がおすすめです。また、炭水化物を同時に摂取し即効性の高いエネルギーを補給してあげると、さらに効果的です。
■ウイダーリカバリーパワープロテイン
糖質とタンパク質を3対1の比率で配合。1食分30gあたりエネルギー116kcal、タンパク質6.6g、糖質20.7gが含まれています。また、体に吸収されるスピードの速いホエイプロテインが使われています。
ココア味とピーチ味があり、ピーチ味は、甘酸っぱい香りで、フルーティーな味わいです。さらりとした喉ごしで、後味がすっきりとしています。
ジュース感覚で飲めるため、運動後のドリンクとしておすすめのプロテインです。
プロテインを飲む最適なタイミングの2つ目は就寝前です。
人は眠っている間もたえず成長ホルモンを分泌し続けていることをご存知でしょうか?成長ホルモンとは筋肉の成長を助けるもので、トレーニングと切っても切れない関係です。そして、就寝前にプロテインを摂取すると成長ホルモンの働きを促してくれるメリットがあります。シェイプアップしたいからといって空腹のまま眠りについてしまうと、成長ホルモンがうまく働かず傷ついた筋肉を十分に修復できない可能性もあるのです。
ただし、寝る直前に摂取すると胃へ負担がかかることがあります。少なくとも就寝する30分~1時間前には摂取しておくのが良いでしょう。
就寝前に摂取するプロテインは、寝る前にタンパク質をゆっくりと補給してくれる「カゼイン」や「大豆プロテイン」がおすすめです。就寝中のカラダにゆっくりと栄養を与えましょう。
■ ウイダーマッスルフィットプロテイン
吸収スピードの速いホエイプロテインと、ゆっくり吸収されるカゼインプロテインの他、カルシウム、鉄、ビタミンB群が含まれています。トレーニング後もおすすめですが、就寝前に活用できるプロテインです。
プロテイン本来の味が苦手な人や、牛乳の味が苦手な人にも飲みやすいココア味で、牛乳など溶かすものにより工夫もしやすいためおすすめです。
プロテインを飲む最適なタイミングの3つ目は朝食時です。
朝目覚めた時、人間の体は水分や栄養が全般的に不足している状態です。飲食をせずにじっとしている睡眠時間は想像以上に長いものです。例えば、前日の夕食を19時に食べていれば、朝7時の時点で12時間も空腹状態が続いていることになりますよね。
就寝前にプロテインを摂取していたとしてもその効果時間は切れてしまい、カラダが新たなタンパク質を求めていると言えます。
ぜひプロテインを摂取し、体へタンパク質を補給してあげましょう。
肉・魚などタンパク質をたっぷり含まれた朝食を準備できれば、プロテインはアシスト程度の量で構いません。が、忙しい現代人は手軽なパンやシリアルなどで朝食を済ませがち。朝食内容とプロテインの量を調節して摂取するのがおすすめです。
朝食時にホエイプロテインやガゼインを取って、1日に必要な新しい栄養をチャージしましょう。
そもそもプロテインはタンパク質であり、食事から摂取できる栄養素と同じものです。例えば、タンパク質が含まれている肉・魚・豆腐・牛乳から摂ることと、プロテインを摂取することは同じことなのです。
だからこそプロテインを摂取する最適なタイミングは、食事から栄養素を摂取するタイミングと同じように考えて構いません。つまり、プロテインを飲むタイミング=食事を摂るタイミング、ということですね。そして、「朝食は大切」「運動直後にタンパク質を摂取するとカラダに良い」といった考えと同じなのです。
プロテインは粉末状のタンパク質。食事と同様に考えて摂取すればOKです。
しかし、注意しなければいけないのは、プロテインには微量栄養素は含まれるものの、必要なそのほかの栄養素は摂りづらいという事です。決して食事代わりにプロテインを摂取しようとはしないでください。
大切なのは、プロテインを飲むタイミングは食事と同じく決められたタイミングが常にあるという事です。
トレーニングをしない日はプロテインも摂取しない、これは間違いです。
理由は、筋肉が回復するには2.3日間必要で、その間にもタンパク質を摂取することで回復を手助けできるからです。
トレーニングをした後、その日の夜、翌日の朝などはプロテインを意識して摂取する方は多いはずですが、トレーニングをしていない日の夜などは飲まないという方も多いのではないでしょうか。
プロテイン代を節約しているようで実は効果を薄めているので要注意です。
トレーニングをしていない日も、1日1~2回はプロテインを摂取することをおすすめします。
プロテインを摂取する最適なタイミング3つ、及びその考え方について解説しました。
効果的な摂取タイミングは「運動直後45分以内・就寝前・朝食時」、そして食事と同じように考えること、休みの日も摂取することが大切です。
健康的な体作りのために、ぜひこれらを意識してプロテインを摂取しましょう。
「プロテインの教科書」では、摂取タイミングだけでなく、プロテインに関する様々な情報を発信しています。
かっこいい体になりたい・美しい体をつくりたい・健康な体でいたいという方は是非ご活用ください!