ビタミンDの主な効果は2つあります。
まず1つ目は、骨に良いということです。
体内に入ってきたビタミンDは肝臓や腎臓で処理された後、カルシウムの吸収を高める役割を担います。
カルシウムは丈夫な骨を作る栄養素として有名ですが、ただ摂取するだけよりも同時にビタミンDを摂取する方がより効果的にカルシウムが体に吸収されるのです。
ビタミンDは人知れずカルシウムの吸収をサポートしているのですね。
また、逆にビタミンDが不足してしまうと、カルシウムが上手に吸収されず骨粗しょう症や動脈硬化の可能性を高めてしまうこともあります。
さらには、筋力低下などの身体機能低下にも影響を与えると言われています。
骨というとカルシウムのみを思い浮かべますが、合わせてビタミンDも摂取する必要があることを覚えておきましょう。
それではビタミンDの効果的な摂取方法について見ていきましょう。
ビタミンDは2種類の方法で摂取することができます。
1つ目は食事です。
やはり人間の体は食べたものでできているからですね。
ビタミンDを多く含む食品は以下の通りです。
・魚介類
魚介類はタンパク質も豊富なので同時に摂取できるメリットも。
サンマやタチウオ、うなぎ、しらす干し、鮭など。
なかでもしらす干しはビタミンDに加えて、必須アミノ酸のリジンもたっぷり含まれています。筋肉を増加させるビタミンD、
そして筋肉を修復する必須アミノ酸のリジンという、タッグの相乗効果によって効果的に筋力増強を行なえます。
・きのこ類
低カロリーがうれしいビタミンDを多く含む食品。
シイタケやマイタケ、シメジ、キクラゲなど。
なかでもマイタケは特にビタミンDがたっぷりと含まれています。
・その他の食品
かつお節、卵など。
ビタミンDの2つ目の摂取方法は日光浴です。
食品から体内に取り込むだけでなく、皮膚から作り出すことができることもビタミンDの特徴です。
日光浴といっても窓越しや衣服越しでは効果はなく、直接肌に紫外線を浴びるのが良いとされています。
紫外線というと特に女性にとっては大敵に感じられる存在ですが、1日を通して日常生活を送っていて浴びる程度の量で十分です。
例えば、週に2回、1回当たり5~30分の間、顔や手足、背中へ太陽の光を直接浴びるのが目安です。
最近では年間を通して日焼け止めを塗ることや、極端に日光浴を避ける傾向があり問題視されています。
通勤や通学、近所の買い物や散歩などほんの少しで良いので太陽の光を浴びる習慣を付けましょう。
しかし、頻繁に日光浴をすることが難しい方も多いかもしれません。
また、やはり日焼けはしたくないという方もいらっしゃるので、その場合は食品でしっかり摂取するように心がけましょう。
トレーニングを行っている人や筋力アップを目指している人の多くは、日常的にプロテインを摂取しています。
ところが、今回ご紹介したビタミンDについてはあまり摂取していないという人が多いのではないでしょうか。
また、日差しを浴びる機会がなかなかない忙しい現代人にとって、ビタミンDは慢性的に不足しがちな栄養素です。
トレーニングの効果をさらに高めるためにも、プロテインと合わせてビタミンDもぜひ摂取していきましょう。
食品からの施主や日光浴が難しい場合は、ビタミンDのサプリメントやビタミンDが配合されたプロテインがおすすめです。
ウエイトアップビッグは大きなカラダづくりに必要なエネルギー補給のために、「デキストリン+果糖+カゼイン」を配合の他、カルシウムとその吸収を助けるビタミンD、糖質とタンパク質の働きに必要なビタミンB群(7種類)を添加しています。
おいしい大豆プロテインは大豆特有の香りや苦みがほとんどなく、軽くシェイクするだけで完全に溶けきるので、とても飲みやすい商品です。
1回分でたんぱく質が10gに加え、カルシウム、ビタミンD、ビタミンB群が摂取できるので、朝食が偏っている場合におすすめです。
また、乳製品を使用していないので、乳糖不耐症の方でも気にせずプロテインを摂ることができます。
最近の研究で確認されている、ビタミンDが筋肉を強くする効果を持つことについてご説明しました。
日ごろ精力的にトレーニングをされている方は特に、積極的にビタミンDを摂取していきましょう。
栄養素を摂取する基本は食事です。
ビタミンDが多く含まれている食品、そして日光浴でも作り出すことができることを念頭に置いて自分に合った摂取方法を選ぶことをおすすめします。プロテインだけでなくビタミンDもしっかりチャージしてくださいね。
「骨作りをサポートする存在」から「筋肉増強」という新効果が見つかり、ますます欠かせない栄養素となったビタミンD。
トレーニング効果を最大限高めるためにも、今回の記事を参考に日々の生活をブラッシュアップしていきましょう。