- 大会名:第9回ひわさうみがめトライアスロン
- 開催日:2008年7月20日(日)
- 開催地:徳島県・美波町
徳島の南部にあり、室戸阿南海岸国定公園の海岸など雄大な自然を有する美波(みなみ)町において、9回目となる「ひわさうみがめトライアスロン」が開催されました。この大会は、ウミガメが産卵に来る浜として有名な大浜海岸をスイムコースとし、起伏に富んだ断崖から南国情緒あふれる景観の道路、南阿波サンラインのバイクコース、日和佐川沿いを走り、田園の中を駆けるランコースと、美しさとダイナミックさを兼ね備えたコースで、人気を集めています。それになんといっても前日から「うみがめまつり」も開催されていたり、大会中は地元住民の温かい声援、多数のボランティアによる応援で「オリンピックディスタンス」と呼ばれるショートコースの大会では、国内トップクラスの人気を誇る大会へと成長しています。
今年の参加者は、北は千葉、東京、南は沖縄まで、地元四国・中国地方はもちろん、近隣の関西からも多数のエントリーを集め、リレーの部も合わせて参加者は約700名ほど。第6回大会から増設されたリレーの部では、過去最高の39チームがエントリー。仲間や親子で力を合わせる運動会的なノリと気軽さから、今後もさらなる盛り上がりが期待できます。
レースは午前9時、経験や性別によるクラス分けがされた3ウェーブに分かれ、順次スタート。スイムコースは、なんと前夜、実際にウミガメが産卵に上がった美しい大浜海岸の前を泳ぎます。風も弱くおだやかで、絶好のコンディション。水上では地元のサーファーが、また海中ではYMCAの学生を中心としたダイバーが、それに漁協の漁船や救急の水上バイクらが見守る万全の体制。安心してスイムできる環境も人気の秘密なのでしょう。
1.5kmのスイムを上がれば、シャワーを片手に選手に水をかける日和佐中学のボランティアの姿が。選手は神社の境内に設置されたトランジッションエリアでバイクに乗り換え、40kmのバイクコースへと次々に旅立っていきます。選手たちのこの日最大の敵は、雲ひとつない晴天から降り注ぐ直射日光。うだるような暑さと、アップダウンの厳しいコースを攻略し、ふただびトランジッションに帰ってきたときは、さすがに疲労の色が隠せない選手も多いようです。
最後は、力を振り絞って10kmのランコースへと走っていきます。
そして2時間を12分過ぎたところで、トップの高橋泰夫選手(岡山・41歳)がゴール。女子の部では、島根県からエントリーの松本華奈選手(島根・33歳)が2時間28分25秒でフィニッシュ。昨年に続き2年連続優勝を飾った。
ゴールでは、ウイダーガールがゴールテープを全選手に切ってもらおうと待機。フィニッシュした選手たちは、ギャラリーの拍手とウイダーガールの笑顔で迎えられ、またかわいいうみがめイラストをあしらった完走タオルやウイダーのスポーツドリンク「トリプルカーボ」を受け取ります。どの選手も、疲れたなかにも完走の喜びと充実の表情を浮かべていたのが印象的でした。
神社境内で行われる恒例の表彰式では、大会会長でもある美波町長・藤井格さまのご挨拶で始まり、総合、各年代別の表彰が行われました。
ショートコースながら、ハードでダイナミックなコースのひわさうみがめトライアスロン。参加者は充実した日和佐での1日を過ごしていました。
大会総合公式記録はこちら(PDF)
また前日の19日には、大浜海岸の砂浜において、ビーチフラッグ世界選手権に3回連続優勝しているモーガン・フォスターさん(ニュージーランド)を招き、「ビーチフラッグ美波選手権」が開催されました。
午後1時から始まったビーチフラッグには、地元小学生、中学生に加え、専門学生や観光客の方々など、64名の参加を集めました。
小学校低学年、高学年、一般男女の4部門に分かれ、予選が行われます。選手は砂浜にうつぶせになって構え、笛の音を合図に一斉にフラッグに向かってダッシュ。小学校高学年の部では、日和佐小4年の岡本純平くんが優勝、最後は世界王者のモーガンさんにチャレンジするなど、 世界チャンピオンの走りを間近にして、大いに盛り上がりました。
来年は第10回となる記念大会。美波町では、さらに充実した大会を目指しているということです。みなさんも、美しい徳島の美波町へ、走りに行きませんか? 今年のように、ひょっとしたらウミガメの産卵にも立ち会えるかも知れませんよ!








