- 大会名:リオネットカップ世界デフサーフィン選手権大会2007
- 開催日:2007年9月21日(金)〜23日(日)
- 開催地:宮崎県・宮崎市木崎浜
1年を通してコンスタントに波が寄せるサーフィンのメッカ、宮崎県の木崎浜において、第2回となる世界デフサーフィン選手権大会が開催されました。
これは聴覚障害を持つサーファー仲間によって2003年に設立され、デフサーファーの世界を統括する団体として活動する「国際デフサーフライダーズ連盟(ISDA)」(ポール・マクドネル理事長・USA)の呼びかけで始まった、2年に1回開催されるアマチュアサーフィンのイベント。第1回は2005年にオーストラリアで、デフサーファーやデフボディボーダー(聴覚障害者左右55デシベル以上)のアマチュアが参加しています。
第2回は日本の宮崎での開催で、9/21から23日の3日間、日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ブラジル、ポルトガル、南アフリカなど世界8カ国、114名の選手を集め、熱い戦いが繰り広げられました。
ウイダーでは、1999年より、国内で「ウイダーカップ大阪デフサーフィン大会」として、サポートを続けていました。今回は世界大会ということで、木崎浜にウイダーブースを設置。参加賞としてのウイダーinゼリー配布、またトリプルカーボの試飲を行いました。
スタッフは、参加者に手話で商品の特徴を伝えていきました。また関係者から募ったボランティアスタッフが、臨時ウイダースタッフとして、手話の通訳を手伝ってくれ、より詳細な内容を伝えていきました。外国の選手には、さらにジェスチャーを加えて会話を成立させます。ウイダーinゼリー配布やトリプルカーボ試飲のうわさは、デフサーファーの間に、口コミならぬ手話コミで一気に広がり、各選手は、競技参加前にサーフボードを片手に、トリプルカーボを補給してビーチへと向かう様子も多く見られました。海外選手は初めて飲むウイダーinゼリーをすっかり気に入ってくれたようで、しきりに親指を突き立てて「Good!」サインを見せてくれました。
トーナメント方式による予選を勝ち抜き、日曜の決勝を迎えました。当日は突然雨が降ったり、曇りから晴れ間が覗いたりと、安定しない天気でしたが、前日の荒れ模様から、海はやや落ち着いた様子。しかしいい波を選ぶにはタイミングと運が左右することとなりました。
最終の戦いとなる、4人によるファイナルでは、勝ちあがってきたツワモノたちの争いとあって、さすがに高度なライディングが随所で見られ、多くのギャラリーを魅了。
最終競技となるショートボード34歳以下のクラスでは、ダリック&ダルシーのDeLaO兄弟、ダニエルコー選手のUSA勢に、唯一日本人の小浜選手が対決。しかし、エアリアルや360などハイレベルなメイクを見せたダリック(弟)選手が兄のダルシー選手を僅差でかわし優勝。表彰式では喜びが炸裂していました。この様子に会場の選手、ギャラリーは拍手を意味する、両手を上げて揺らす手話でおおいに称えました。
またボディボードクラス(男女混合)の競技では日本の渡辺きよ選手が優勝。ほか、ショートボードウィメンクラスでも藪内選手が、35歳以上ショートボードのクラスでも岡本選手が優勝と、日本勢も大活躍。ほか受賞シーンでは各国の国旗が舞う国際大会ならではの光景が見られました。
大会では事前に宮崎県知事や市長を表敬訪問し、後援のお礼を伝えていました。記者会見も開かれていたおかげか、地元はもちろん、多くのメディアが取材に訪れていました。
世界デフサーファー人口は5000人以上に達するとも言われています。国際デフサーフライダーズ連盟は、今後もこの大会を通じて、サーフィンのルールとマナーの啓蒙活動を呼びかけ、また一般サーファーへの“デフ”の普及も繰り広げていくそうです。








